「ウェスト・サイド・ストーリー」
音楽や英語の授業でも取り上げられた学校も多いのではないでしょうか、ミュージカルの金字塔で1957年に初演、61年には映画化もされ、数々の賞を受賞した名作です。
アメリカを代表する音楽家レナード・バーンスタインによって作られた曲はどれも素晴らしく、本人のアレンジでのメドレー「シンフォニック・ダンス」をはじめ、オーケストラや吹奏楽でも人気のレパートリーとなっています。
僕自身も、中学二年生の時にコンクールの自由曲の候補として聴かされて以来(結局自由曲は違う曲になりましたが)すっかりその音楽に魅了され、オーケストラ盤だけでなくウェストサイドの曲を見つけては買って聴いていました。バーンスタインは指揮者としての名声が非常に高く、すばらしい演奏、録音をたくさん残していますが、ウェストサイド以外にも「キャンディード」「オンザ・タウン」「ミサ曲」「波止場」などたくさんの名曲を残しています。
ウェストサイドは金管五重奏のレパートリーとしても有名で、こちらも10回以上演奏しました。
そんなウェストサイドが再度映画でリメイクされるとなればこれは映画館で見るしかないです。
リメイクは外れることもあるので心配もあったのですが、結果としてとても満足度の高い映画でした。至る箇所にバーンスタインの音楽に対するリスペクト、原作、61年版の映画に対してもリスペクトが感じられ、歌も演奏もダンスも素晴らしいものでした。ウェストサイドの音楽をここまで大切にしてくれるのかと幸せな気持ちになり、映画の序盤ですでに泣いていました(笑
パンフレットはなく、メイキングブックという映画代よりも高い本が売っており、こちらも購入しました。ページ数が多いので、ゆっくり読み進めたいと思います。
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