僕が今使っているトランペット(B♭管)はストンビ社のタイタンというモデルです。
ストンビ社は僕や僕より上の世代の人的にはトランペットの神様、モーリス・アンドレのピッコロトランペットのメーカーとしてのイメージも強いのではないでしょうか。
今日はこのモデルを買うに至った経緯を書いてみようかなと思います。
以前はアメリカのバックの180MLという日本の吹奏楽、クラシック界隈で一般的に使われているモデルを使用していました。
以前のバックが使用してかなりの年数が経ち、そろそろ買い替えないとなという時期にバック以外のものも含めて検討することにしました。
理由としては、新しい楽器を購入する時期に来て、僕の活動ジャンルがクラシックが減り、それ以外が増えたからです。
バックの180MLはとても力強く、明るく、今でも大好きなトランペットですが、サウンドとしてはオーケストラ的というか、太く、重厚感のある音色が魅力です。
なのですが、ポップスやジャズをイメージした時には僕としてはもう少し軽やかさや鋭さなど、僕にとって180MLで表現するにはちょっと大変な方向性の音もたくさん使っていきたい、色々なジャンル、ニュアンスを柔軟に表現できるようなものがいいなと考えていました。
そういった要望に合うものをというイメージで色々と試し吹きをしていくなかでタイタンが自分の身体の使い方との相性も含めてしっくりきたので選びました。
今でもいろんな場面でとても重宝しています。
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