トランペットのタンギングとしてメインで使われるのは3種類、シングル、ダブル、トリプルタンギングです。
後になるほど使用頻度は少なく、トリプルタンギングはあまり出番がないので、人によっては練習する機会がなかった方も結構いらっしゃるようです。
発音の仕方はtutukuで、これはアーバンのトリプルタンギングのページにもそう書いてあるので日本の奏者はここからtutukuだと認識する方が多いんじゃないかと思います。
この間生徒さんから、「tukutuのほうが言いやすいのですがダメですか?」と質問がありました。
僕としては「出てくる音がニュアンスとして問題なければ別によいのでは」とも思ったのですが、一方でtukutuで発音している人が思い浮かばなかったので、トランペットの友人たちにもアンケートをとってみました。
結論、全員がtutukuでした。
「問題なければ別によいのでは」という意見も共通していましたが、やはりkuの発音はしっかり練習してもtuに比べてこもりやすいので、tukutuだと強弱強になって3連のバランスとしてあまりよろしくないこと、連打した時に拍の感じがずれて聞こえる可能性があるのでtutukuで練習した方がよいと思うということで意見が一致しました。
確かに僕も始めはtutukuは言いにくかったのですが、歩きながら、お風呂に入りながらtutuku tutukuと言っていたら慣れました。一度できてしまうとその後は迷うこともないのでやってみることをお勧めしたいです。
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