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筋肉のはなし

先日、高校の吹奏楽指導に行ってきました。

学校指導は学校によって生徒のカラーがあって、楽しいですね。


レッスンをしていて極端にカラダを使えていない吹き方をしている子がいました。

それが原因で全部のバランスが崩れているので少しずつで良いのでもっと息を使った吹き方をしていこう、という話をしました。


身体を使う、息を使うことは筋肉の動作なので意識をしたらその日から劇的に改善するものではありません。ある日腕立てを100回やったら次の日にムキムキになってるということにはならないです。そして身体を使っていない人はその時点では脳から筋肉を動かしたいと指令を出しても筋肉はそのとおりに動いてくれません。


毎日少しずつでも身体を使うことを意識しながら練習することで神経系にスイッチが入り筋肉量は変わらなくても今の筋肉がしっかり動くように動くようになります。そこから少しずつ筋肉は増えていきます。まずスイッチを入れることを目指すことが大切です。


人間はどんどん省エネに動こうとしたがる性質があるので奏法も定期的にチェックしないとすぐに楽な元の身体を使わない吹き方に戻ろうとします。それを防ぐためには自分の音がどう響いているか、身体を使った時は音がどう響くのかを聞き分ける耳を育てる必要があります。


そんな話をしました。

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