繰り返すことのメリット

レッスン以外の日にも練習してくださいねとお話しすることは多いのですが、今日はこの、普段練習することの意味を書いてみたいと思います。

練習を繰り返すことで何を得ようとしているかというと、「順応」と「強化」なのかなと思っています。


もともと人の唇は金属にくっつけて振動させる用途では作られていませんが、トランペットはこれを意図的に行い、息の出る穴の大きさを調整しながら息のスピードや角度を変えて音を出します。これに加えて楽譜を目で追い、指も動かすということでかなり繊細な物を含む色んな動作を同時に行っています。


なので、基礎練習ではその動作をなるべくシンプルに抽出したものを反復練習し、曲の中でできない部分はそこだけとりだして繰り返し練習することで、アタマと身体にその動作を覚えさせることを目指します。


単純に動作を覚えるだけでなく、繰り返すことで、余計な動作や考えが削ぎ落とされて最初の頃より少ない思考、動作で行えるようになり、他のことにエネルギーを使えるようになります。こなれた、洗練された状態になります。


また、トランペットを吹くうえで使う心肺周りや様々な筋肉も日々使ってあげることで気づかないくらいちょっとずつ強化され、出せる音量やスタミナ、コントロール力が上がっていきます。


練習する習慣をつけるとそれだけで「順応」と「強化」は起こると思いますし、部活動など、すでに練習習慣がある方は、さらに「何を順応、強化させたいか」を意識して練習を組み立てると効果の高い練習時間になるのではないかなと思います。


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吹奏楽をやっていた人間としてはなんとなく夏はコンクールの季節というイメージが今でもあります。 去年一昨年はコロナのせいもあってモヤモヤとした夏だったのですが、今年は学生の生徒さんは何人か、外部の指導に行っている高校もですが吹奏楽コンクールに出場していました。それとは別にソロコンクールに出場された生徒さんもいて、なんだか暑い夏が帰ってきたのかな、と、生徒さんも僕もメラメラと燃えた8月でした。 音楽に