年が明けて1月はたくさんレッスンをした気がしています。
その中で印象に残ったトピックとしてはアタックと超絶技巧でした
レッスンをしていて口で息を吸いたくないという方がたまにいらっしゃるのですが、理由を聞くと大体の方が口で息を吸った後もとの形に戻せないことが怖いという理由なのですが、これは息を吸ってから音を出すまでのプロセスを決めてない、観察が不足していることが原因なので、アタック前後の動作を観察して反復練習することで改善できます。
また、タンギングのニュアンスに対してもアタックの動作からイメージを流用することが可能なので、教則本などにはあまり記載がされないのですがアタックの練習というのはいろいろメリットがあると思っています。
超絶技巧について。
トランペットのテクニックには「吹奏楽など多人数と演奏する場面ではあまり必要になることがないけれど技術としては存在していてできるとなんとなく気持ちがいい」というカテゴリーのものがあります。基本的には必要とされる場面は少ないので意図的に身につけなければ身につかないもので、「超絶技巧」のラベルがつくような曲を演奏するときに使う技術です。
主に高速系になるのですが、今月は「一度挑戦してみたい」と手を挙げる方が何人かいたので僕も改めて過去に練習したことを思い出しながらおさらいしています。この手の曲は歳を重ねるごとにできなくなるという話も聞きますが、意外と練習してみると前よりできるようになっていたり、練習のアイデアが増えていたりして僕個人としても楽しく練習できました。
2月も楽しんで吹いていきましょう。
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