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メトロノーム


今回は道具のお話。

といっても大したお話でもないのですが、

「メトロノーム使ってますか?」

というお話です。

当たり前の部分ではありますが、意外とめんどくさがって、使っていない方も結構いらっしゃるんじゃないかと予想しています♪

(部活指導などに行くと明らかに使っていないなと思うことも多いです)

本当に1人のソロ以外は他の人と演奏することがほとんどのトランペット。

合奏ではいろんな楽器全員が同じ音、リズムを鳴らすわけではなく、トランペットが音を伸ばしている最中にホルンが裏打ちをしたり、フルートが華麗に連符で音階を吹いていたりと、それぞれの役割を演奏することで全体として素敵な音楽になっていく。

そういうバラバラな長さ、リズムの音符をそれぞれが演奏する上で、共有しているのが「1.2.3.4.1.2.3.4」というテンポ(ビート)です。

共有しているテンポ感がそろっていれば、それぞれが別な音を演奏してもまとまりのある演奏になりますが、それぞれがそれぞれのテンポ感で演奏すると、最悪の場合演奏が崩壊してしまいます。

その共有するテンポ感を養う、音符の長さを感じるための目安を自分の中に感覚として作るためにメトロームはとても重要な役割を持っています。

もしお持ちでない場合は、いろんなメーカーから出ていますが、僕個人としては、チューナーと一体型で、持ち運びがしやすく、トランペットの音量でかき消されにくいものをオススメします。

また、最近はスマホ用のアプリでもとても優秀なアプリが出ていますので、そちらを使うのも良いかもしれません。ただ、練習に集中する意味でも、やはりアプリではなく、実機として、一台、メトロノームは持つべきだと思います。

普段、練習時に使っていないかたは、ぜひ、今日の基礎練習で使ってみてください。いろいろな発見があると思います。


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