このブログではいろんなトランペットの演奏も紹介していこうと思っています。
第一回に紹介するのはモーリス・アンドレ。 トランペットを吹く人なら必ず通る「トランペットの神様」です。
フランス出身のアンドレは、ジュネーブとミュンヘンの音楽コンクールで優勝し、2012年に亡くなるまでにコンサート活動とともに数多くの録音を残しました。
特にピッコロトランペットの名手として知られ、トランペット以外の楽器の為に書かれた曲がアンドレの演奏によってトランペットの主要レパートリーに加えられたものも多いです。
僕が物心つくころにはすでにおじいちゃんでしたが、幸運なことに、2003年の最後の来日講演を聴くことができました。全盛期を知る方からは衰えを惜しむ声もあったのですが、その特徴的な輝かしい音色はCDで聞いていたまさにアンドレの音色で感動したことを想い出します。