今年も吹奏楽コンクールの課題曲が発表されましたね。
我が家にもスコアが届きました。
このコンクール課題曲は、出演者の戦いの前に、作曲のコンクールでもあります。夏〜秋にかけて多くの人達が何百回と聴き、演奏し、人気のある曲はコンクールが終わってからも日本の吹奏楽界の定番曲として演奏されることも多く、プロの作曲家、作曲家を目指す学生から、普段は演奏や指導者の立場で吹奏楽に関わっている人など、様々な層からの応募があるのがひとつの特徴で、曲の応募も年々増加しているそうです。今回も、音大出身者、現役の音大生の作品もあるなか、アマチュアの吹奏楽団員として活動している市役所勤務の方の作品も課題曲として選ばれています。
音源はまだ聞けていないのですが、スコアを見ると毎年そうですが、各曲、工夫を凝らしたものになっていて、ネットを見ても、どの曲を選ぶか、どう選ぶかが、団体、学校によっていろいろな考え方が話されていて楽しいです。コンクールだけに、好みだけでは決められず、各団体のレベル、各パートの人数、自由曲…さまざまな要因から作戦を立てるのだと思います。コンクール本番の演奏を見ても、きちんと意図を持って選んだなと伝わってくる団体は、演奏も意図をもって作ってくるので、一定の評価がでているように思います。
僕もスコアをもう少し読み込んでから、この件については書いていきたいと思っています。