お笑い芸人バカリズム原作のドラマ「住住(すむすむ)」。
ドラマはほとんど見ないのですが、毎週楽しみにして見ています。
バカリズムとオードリー若林、二階堂ふみが本人の役で、同じマンションの住人として登場します。30分ドラマという時間の短さと、大きなストーリー展開はなく、毎回3人の登場人物のゆるゆるとしたやりとりが続くだけの話なのですが、会話のテンポのよさと、何も起こらないことが、見終わった後に不思議な心地よさを感じさせてくれます。寝る前に見るにはピッタリだなぁと思います。
視聴率は高くないようですが、なんででしょう…面白いのに。
僕は、大学を卒業してから同じマンションというか、友人3人で暮らしていた時期がありました。
お互いフリーランスとして活動を始めたばかりで、生活の基盤が乏しかったため、2年限定という約束でのルームシェアでした。
そのときに一緒に生活していた友人、そのころに出逢った同世代のプレーヤー達、楽器を続けている人もいれば、別の道に進んだ人もいますが、今でも交流が続いている仲間が多くいます。
音楽大学に入学して、卒業して、いちばん良かったなと思うのは、音楽が好きで、楽器が上手くなりたくてと、そんな人達にほんとうにたくさん出会えたことです。ルームシェアしていたころに語ったこと、悩んだことが今とても役立っているように感じます。
住住を見ながらふと、そんなことを思い出しました。