top of page

住住


お笑い芸人バカリズム原作のドラマ「住住(すむすむ)」。

ドラマはほとんど見ないのですが、毎週楽しみにして見ています。

バカリズムとオードリー若林、二階堂ふみが本人の役で、同じマンションの住人として登場します。30分ドラマという時間の短さと、大きなストーリー展開はなく、毎回3人の登場人物のゆるゆるとしたやりとりが続くだけの話なのですが、会話のテンポのよさと、何も起こらないことが、見終わった後に不思議な心地よさを感じさせてくれます。寝る前に見るにはピッタリだなぁと思います。

視聴率は高くないようですが、なんででしょう…面白いのに。

僕は、大学を卒業してから同じマンションというか、友人3人で暮らしていた時期がありました。

お互いフリーランスとして活動を始めたばかりで、生活の基盤が乏しかったため、2年限定という約束でのルームシェアでした。

そのときに一緒に生活していた友人、そのころに出逢った同世代のプレーヤー達、楽器を続けている人もいれば、別の道に進んだ人もいますが、今でも交流が続いている仲間が多くいます。

音楽大学に入学して、卒業して、いちばん良かったなと思うのは、音楽が好きで、楽器が上手くなりたくてと、そんな人達にほんとうにたくさん出会えたことです。ルームシェアしていたころに語ったこと、悩んだことが今とても役立っているように感じます。

住住を見ながらふと、そんなことを思い出しました。


最新記事

すべて表示

5月もあっという間に終わりそうですが、 少し思い出しながら今月のことを書いてみます。 ・ライブ 今月は所属バンドで元ピチカート・ファイヴの小西康陽さんのライブのバックバンドを担当させていただく機会がありました。90年代、渋谷系と呼ばれる音楽のムーブメントがありましたがその中心のひとつがピチカート・ファイヴです。 僕も高校生の終わり頃から大学生時代によく聞いていました。そんなピチカート・ファイヴで作

先週はバンドのライブでした。 コロナやらタイミングやらいろいろ難しく、フルメンバーでは1年以上ぶりのライブでした。 やっぱり人前で反応を感じながらのステージは楽しいです。 ただ、やっぱり久しぶり、準備の段階でかなりフルステージを演奏する体力が落ちていると感じました。 人によってやり方はあるんでしょうが、スタミナ的にきついステージがある時、僕の場合は1曲ごとにペース配分やスタミナを削られやすい場所へ

bottom of page