一般大学には「ゼミ」と呼ばれるものがあるそうで、大学生活の中で、かなり親しいコミュニティでもあると聞きます。
今はわかりませんが、当時音大には「ゼミ」はなかったように記憶しています。
その代わりではないのですが、「専攻楽器」が学内では一番親密なコミュニティで、僕はトランペット専攻なので、「ラッパ会」とよばれるトランペット専攻生のグループに自動的に所属していました。
楽器にもよるのですが、金管楽器は各パートの生徒数も多すぎず、少なすぎずということで、「ラッパ会」も適度な人数のせいか、全学年参加の合宿や、演奏会、学祭での模擬店運営など、なかなか親しいコミュニティでした。
前置きは長くなりましたが、先週はそんな「ラッパ会」の同期生達と久々の同窓会がありました。
職業もバラバラ、住んでいる場所もバラバラの中、約8割のメンバーで集まることができました。
同期の集まりの出席率は学生時代から高かったのですが、今も変わらずの集まりの良さが嬉しかったです。
他の大学に比べると、就職にはあんまり有理そうにも思えない音楽大学ですが、「音楽、楽器が好きな人しかいない」環境での4年間は、僕にとっては夢のような時間でした。
長い年月が過ぎても、変わらず元気にいろんな話をすることができて、とても楽しい同窓会でした。