top of page

同窓会


一般大学には「ゼミ」と呼ばれるものがあるそうで、大学生活の中で、かなり親しいコミュニティでもあると聞きます。

今はわかりませんが、当時音大には「ゼミ」はなかったように記憶しています。

その代わりではないのですが、「専攻楽器」が学内では一番親密なコミュニティで、僕はトランペット専攻なので、「ラッパ会」とよばれるトランペット専攻生のグループに自動的に所属していました。

楽器にもよるのですが、金管楽器は各パートの生徒数も多すぎず、少なすぎずということで、「ラッパ会」も適度な人数のせいか、全学年参加の合宿や、演奏会、学祭での模擬店運営など、なかなか親しいコミュニティでした。

前置きは長くなりましたが、先週はそんな「ラッパ会」の同期生達と久々の同窓会がありました。

職業もバラバラ、住んでいる場所もバラバラの中、約8割のメンバーで集まることができました。

同期の集まりの出席率は学生時代から高かったのですが、今も変わらずの集まりの良さが嬉しかったです。

他の大学に比べると、就職にはあんまり有理そうにも思えない音楽大学ですが、「音楽、楽器が好きな人しかいない」環境での4年間は、僕にとっては夢のような時間でした。

長い年月が過ぎても、変わらず元気にいろんな話をすることができて、とても楽しい同窓会でした。


最新記事

すべて表示

・切り替えがたくさん 今月は色々とやることが多岐にわたっていました。 楽器も色んな種類、演奏スタイルも色々、日々対応しないといけないものが変わって頭も唇もはちゃめちゃに忙しい日々でした。 特に大音量とカップサイズの大きなマウスピースに対応するためにかなりアンブシュア、アパチュアが開き気味で演奏する時間が多くなってしまって、先週くらい、細かいニュアンスがどーにもできない状態に陥ってしまいました。反省

5月もあっという間に終わりそうですが、 少し思い出しながら今月のことを書いてみます。 ・ライブ 今月は所属バンドで元ピチカート・ファイヴの小西康陽さんのライブのバックバンドを担当させていただく機会がありました。90年代、渋谷系と呼ばれる音楽のムーブメントがありましたがその中心のひとつがピチカート・ファイヴです。 僕も高校生の終わり頃から大学生時代によく聞いていました。そんなピチカート・ファイヴで作

bottom of page