top of page

トランペットとスタミナと


先日、楽器・合奏指導をしている学校の生徒から

「すぐバテちゃうんですが、どうしたらバテなくなりますか」

といった相談をうけました。

これは、僕だけでなく、学校に指導に行ったトランペット奏者がほぼ必ず尋ねられる質問です。

「どうやったらバテなくなりますか」「どうやったら高い音がでますか」

この2つは必ずと言っていいほど質問されます。

と、同時に、これはプロ・アマ問わず、殆どのトランペット吹きにとっては長い付き合いになる命題で、全員に共通したコツのようなものはないのだと思っています。

車の燃費にも似ていますが、アプローチは2つあるのかなと思います。

①スタミナの量を上げる

②バテにくい吹き方を身につける

です。

①は練習時間や練習回数を増やしたり、心肺機能を高めるトレーニングをして、沢山吹くことに身体を順応させていくこと。

②は、特定のフレーズや、動作など、自分がどういった時にスタミナを消費するのかを観察して、その原因を取り除く作業をしていくこと。

どちらも聞いて、すぐ改善するようなものではありませんが、コツコツ積み上げることで、確実に変化するものだと思います。

焦らず急がず、必ず改善すると信じて、毎日の練習を積み上げることがよいと思います。


最新記事

すべて表示

・切り替えがたくさん 今月は色々とやることが多岐にわたっていました。 楽器も色んな種類、演奏スタイルも色々、日々対応しないといけないものが変わって頭も唇もはちゃめちゃに忙しい日々でした。 特に大音量とカップサイズの大きなマウスピースに対応するためにかなりアンブシュア、アパチュアが開き気味で演奏する時間が多くなってしまって、先週くらい、細かいニュアンスがどーにもできない状態に陥ってしまいました。反省

5月もあっという間に終わりそうですが、 少し思い出しながら今月のことを書いてみます。 ・ライブ 今月は所属バンドで元ピチカート・ファイヴの小西康陽さんのライブのバックバンドを担当させていただく機会がありました。90年代、渋谷系と呼ばれる音楽のムーブメントがありましたがその中心のひとつがピチカート・ファイヴです。 僕も高校生の終わり頃から大学生時代によく聞いていました。そんなピチカート・ファイヴで作

bottom of page