パートで読みたいトランペットの本


前回書きましたが、最近買った本の2冊目は、こちら

トランペット上達ブックです。

元NHK交響楽団トランペット奏者で、最近ではジャズ・トリオでの演奏活動もされている佛坂咲千生先生が監修している本で、吹奏楽の中のトランペットパートとしてどんな練習をするべきか、どんなことを考えるべきかについて解説している本です。

佛坂先生は、長年2番トランペットで様々な方とアンサンブルをすることに取り組まれた方で、過去に一度グループレッスンに参加させて頂いた時も貴重なアドバイスをいただきました。

また、指導者としても名門・埼玉栄高等学校のトランペットパート指導もされていたこともあり、そういった豊富な経験から、この本は個人の練習の方法からパート練習、本番に向けての準備など、広い範囲に渡ってそれぞれをシンプルに分かりやすく解説しています。

前回の「デュオ練」もそうですが、今まで、個人の練習のための教則本や、吹奏楽指導者のためのノウハウ本は結構あったのですが、”吹奏楽のチームの一員としてのトランペットパート”を前提として解説した本はあまりなかったように思いますし、過去に出版されてきたものと比べてもかなり分かりやすく書かれているように思います。

基礎練習に関しての譜例も記載されていますが、コンパクトな本なので、日頃の使い勝手としては、別に基礎練用の本を用意して、練習の前後に読むといいのかなと思いました。

上達には実際に音を出す、練習をすることがとても大切ですが、より日頃の練習に主体性を持って取り組むのにはとても役立つ、良い本だと思います。


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昔練習したエチュードを改めて練習してみると当時は気がつくことができなかった、課題に気づくことができて理解が深まるというよなことが結構あるので、定期的に過去に練習したエチュードを引っ張りだして吹いてみるようにしています。 今日はヘリングの24の練習曲集を冒頭から数曲練習してみました。 12調の練習曲が長調と短調で書かれていて全部で24曲からなっています。 調性とその進行を意識しながら音色の統一感を損