本日、我が家の炊飯器1号が引退しました。
僕がひとり暮らしを始めた時に買った家電で今残っているのはこの炊飯器だけでした。
シンプルな作りだからなのか、大学時代から今まで壊れずにお米を炊いてくれていました。
僕は米より麺類がすきなので、あまりご飯の味には頓着がないのですが、嫁さんは大の米好きなので、「お米が美味しくない」と結構前から愚痴ってました。
しかし、そんな愚痴はどこ吹く風で、この炊飯器はぜんぜん壊れる様子がなかったのでそのまま現役で使用していました。
最近になって、ついにお釜が少し歪んできたり、中のコーティングが剥がれてこびりつきがひどくなってきてしまい、先日、新しい炊飯器を買いに行くことになってしまいました。
量販店の店員さんもかなりの米好きな様子で、嫁さんと店員さんは熱心に話していました。
そして、コレだ!と思った炊飯器をゲット、本日引退とデビューの日となりました。
お昼、最後の米を炊いた初代炊飯器。炊きあがりはベタベタで、チャーハンにしてみたものの、お米はパラパラせず…。最近は炊きあがりも安定していませんでしたが、それでも、学生時代からの付き合いです。こいつとの想い出は炊飯器なのであんまり無いのですが、それでも今までよく頑張ってくれたなと、すこし寂しさもこみ上げてきたのでした。
そして夜。
新人のデビュー戦です。嫁さんの米とぎ、水の量の計測も心なしかいつもより丁寧な気がします。
炊き上がったお米はさすがに、1万円しなかった初代にくらべ、米の粒の立ち上がりなど、まったく違っていました。米好きではない僕も思わずおかわりしてしまいました。
新人、なかなかの実力です。
初代、いままでありがとう。