top of page

旅立ち


東京に来てから上位5本の指には入るんじゃないかなと思う寒い日が続いています。

近くの民家の水道管が破裂したのか、盛大に水が拡散していました。危険な気温です。

そんな寒い日々も続いていますが、新年を越えると、なんとなく色々物事が変化してきます。

春は旅立ちと出会いの季節ですが、レッスンも特に学生さんなんかは、この時期に新しく始める人、卒業や受験勉強の為に退会する人など、出会いと別れは増える時期です。

個人の教室なので、ひとりひとり”レッスンに求めるもの”も違いますし、逆に求めてはいないけれど"これは伝えておきたい"ということもあります。もちろんどの生徒さんも平等に接しているつもりですが、長く通われている生徒さんは、上記の事を考える時間も長く、またレッスンを通じて一緒に成長していく時間も長いだけに、卒業の時には寂しい気持ちも大きくなります。(きちんと向き合ってきたということと思えば、寂しくなるのはいいことなんだとも思ったりしますが)

昨日、ひとりの生徒さんがレッスンを卒業しました。

時間は空くかもしれないけれど、また吹きたいと思っているとのことでした。

今までやった曲を少し吹きながら、苦労した点、この曲をやっていたときに考えていたこと、などを話したりしながらのレッスンでしたが、成長の跡がしっかり感じることができて、嬉しく思いました。

僕自身、トランペットを通じて、音楽を楽しむだけでなく、様々な人との出会いや素晴らしい経験をさせてもらってきています。卒業していく方、学業やお仕事の関係で一度トランペットから離れる方も、またトランペットを手にする日が来ること、そしてそれによって、また素晴らしい出会い・経験ができることを願っています。


最新記事

すべて表示

・切り替えがたくさん 今月は色々とやることが多岐にわたっていました。 楽器も色んな種類、演奏スタイルも色々、日々対応しないといけないものが変わって頭も唇もはちゃめちゃに忙しい日々でした。 特に大音量とカップサイズの大きなマウスピースに対応するためにかなりアンブシュア、アパチュアが開き気味で演奏する時間が多くなってしまって、先週くらい、細かいニュアンスがどーにもできない状態に陥ってしまいました。反省

5月もあっという間に終わりそうですが、 少し思い出しながら今月のことを書いてみます。 ・ライブ 今月は所属バンドで元ピチカート・ファイヴの小西康陽さんのライブのバックバンドを担当させていただく機会がありました。90年代、渋谷系と呼ばれる音楽のムーブメントがありましたがその中心のひとつがピチカート・ファイヴです。 僕も高校生の終わり頃から大学生時代によく聞いていました。そんなピチカート・ファイヴで作

bottom of page