絶句


今日朝起きたら、師匠からメールがきていた。

「ロイ・ハーグローヴが死んだ」

「え」と思わず声が出てしまった。

そのまま頭が真っ白になってしばらくフリーズ。

信じられなかったけど、その時点でかなりこの訃報は広まっていて、Twitterでも世界中から悲しみの声が上がっていて、「あぁ、本当なのか」と悲しくなった。

長く肝臓を患っていたらしい。

ロイ・ハーグローヴ。現代最高のトランペッター、アーティストの一人。

「今現在一番上手なトランペッターは誰?」と聞かれても僕には答えられないけれど、「今現在一番カッコいいトランペッターは誰?」なら答えられる。

ロイ・ハーグローヴ。

日本のジャズ好き、トランペット吹きには「ロイハー」と呼ばれていた。

クラシックのプレーヤーは知らない人もいるのかもしれないけれど、ジャズ、ポップス系のトランペットプレーヤーで彼のアルバム「Earfood」を聞いたことがない人は多分いない(僕は出会ったことはない)し、その中のStrasbourg/St.Denisはセッション曲の新しい定番曲として、日本でも定着している。

様々なスタイルを取り入れては彼にしか演奏できないと思わせるようなアルバムを数多く残している。

音、音楽、アドリブ、作曲、ファッション、立ち振舞。なにもかもカッコいい、センスの化物のようなトランペット吹き。

次はどんなことをするんだろう?とわくわくする数少ないプレーヤー。

きっとまだまだ進化して、そのたびに熱狂させてくれると信じているだけに本当に本当に残念でならない。

ちょくちょく来日していて、僕もライブを見たことはあるけれど、一音一音に凄まじい熱量のこもったライブだった。もっと聞きたかった。


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吹奏楽をやっていた人間としてはなんとなく夏はコンクールの季節というイメージが今でもあります。 去年一昨年はコロナのせいもあってモヤモヤとした夏だったのですが、今年は学生の生徒さんは何人か、外部の指導に行っている高校もですが吹奏楽コンクールに出場していました。それとは別にソロコンクールに出場された生徒さんもいて、なんだか暑い夏が帰ってきたのかな、と、生徒さんも僕もメラメラと燃えた8月でした。 音楽に