音階練習のはなし①


部として練習に取り入れている学校もちらほらありますが、基礎練習のなかで音階練習というのはなかなか効果も実感しにくく、また必要性の説明が難しい練習のひとつです。

ただ、トランペットの基礎練習にはいろんな種類のものがありますが、どの教則本を見ても共通して載っている練習方法は、これまでたくさんのトランペット吹きがいろんな練習をしてきた結果、多くの人が効果や大切さを実感できたものばかりで、音階練習もその中に含まれます。

僕たちが普段耳にする音楽は、お祭りや神事で耳にする日本の音楽をのぞけば、ほぼ100%、和音進行と音階の理論をもとに作られています。

ジャズやポップスを演奏しようとした場合、ソロパートなど、楽譜に音符が書いていないけれど演奏しないといけないことがありますが、そんな場面では、曲全体を支配している音階(調性)と、その時になっている和音に対応している音階(旋法)の知識が求められるのでこの手のジャンルの人は「楽譜は読めないけれどコードと音階はわかる」という人がたくさんいます。

逆にクラシック音楽、吹奏楽など、いわゆる「再現芸術」とよばれるジャンルは基本的に出すべき音は楽譜に書いてあるので、音階を意識しなくても必要な音は並べることができるので、なかなか音階のことまで考える人は多くないのかもしれません。

そして音階練習。ちょっとやってみたけれど、これの何が役に立っているのかイマイチわからない。

となるとどうしても練習しようという気がなくなるのもしょうがないような気がします。

それもわかるのですが、一方、僕の経験談にはなってしまうのですが、やってよかった練習ランキングをつけるとすれば音階練習はベスト3に入るくらいやる意味のあるものでした。

なので僕が音階練習をやってみて感じたこと、わかったことを次回少し書いていこうと思います。


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