録ってみましょう


「じゃあ一度録ってみましょう」

レッスン中、そう言ってスマホで生徒さんの演奏を録音することがあります。(たいてい嬉しそうではないのが心苦しいのですが…笑)

スマホのマイクなので音質はよくないのですが、それでも録音することにはとても大きな意味があります。

これをするときに思い出すのが、バスケ漫画の金字塔「スラムダンク」の1場面です。

主人公が居残り合宿でシュート練習をするのですが、それをビデオで録画して見返すシーンがあります。

イメージ上の自分の身体の動きと録画した自分の動きが違いすぎて

「誰だこれは…。」

「これは俺じゃない」

と呟きます。

音楽の練習でもこれと同じことがよく起こっていて、「自分ではこう吹いている」というイメージが他人にはそう聞こえていないケースはとても多いです。

そんな時に演奏を録音して聞いてみると、まさに「これは自分の演奏じゃない」くらいイメージとのギャップを感じることがあります。自分で思っているよりもいろんなことに気を配らないと思っている演奏の通りに音になってくれません。

ですが録音して聞いて、録音して聞いてを繰り返していくとだんだん「こう吹いている」と「こう聞こえている」の間に差がなくなっていって練習の効率が格段にあがります。

僕の学生時代はカセットテープや高いDATや録音機能付きMDプレーヤーを買って、録音していましたが、今ではポケットからスマホを取り出して数タップで録音、頭出しやタイトル編集まで楽々できます。

練習のときたまに自分の演奏を録音してみると、思いの外気がつくことがあるかもしれません。試したことがない方はぜひ1度お試しください。


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ウォームアップの時にマウスピースを使ってのバズィングに関してはプロの演奏家も人によってやったりやってなかったり様々で、それについてはやりやすい方を選べばいいのかなと思うのですが、レッスンをしていると、高音が苦手が方はバズィングの音域も低い傾向はあるなと感じます。 単純にバズィングで高音域を鳴らせないというだけではなくて、低、中音域からグリッサンドで上がれる上限が低いと楽器をつけたときも曲で高音域を