うまく文章をまとめられるかわかりませんが今回はつれづれと「進路相談」のお話。
勉強ではない習い事だからなのか、単に誰かに話を聞いてほしいということなのかもしれませんが、学生の子達から進路の相談のような話を聞くことがあります。
うーむ…。
とりわけ、僕の仕事は子供たちからするといつかのCMではないですが、「好きなことで食っていく」を地で行っているように見えるのかもしれません。
「どうやって今の道に進んだのか」
「今自分はこれといったやりたことが決まっていない」
そんな感じの話を聞くことがあります。
うーむ…。
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「生徒が音大に行きたいと言ったら何て言う?」
そんな話は20代の頃からちょろちょろと友達との会話の中で上がる議題です。
大人ならわかるのですが、「好きなことをする」ためには「好きなこと以外もたくさんやる」必要がありますし、好きなことをしていく中でも挫折感や劣等感を感じることはありますし、嫌な思いをする場面も当然あります。また、自分がやりたいこと100%をできる仕事はほぼないんじゃないでしょうか。どんな仕事も楽しいこと、苦しいこと、両方あります。
経験したこと、知ったことから何を伝えたらいいのか
人生いろいろ、いろんな価値観があるでしょうし、僕自身、偉そうなことを言える人間かといえば個人的にはハテナマークがつくように思うので、相談を受けた時、何を話すべきかは悩むところです。
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イチローが子供の頃から目標に対して常に逆算して行動していたというのは有名な話かと思います。
僕は当時は気づいていなかったのですが今にして思えば音大時代の同級生たちの中にも
「プロになるには?」「プロの条件は?」を意識して大学生活を送っている人
「なんとなく好きなことを勉強できたら楽しいかな」と漠然と入学した人
がいたように思います。
どっちが結果的に今も音楽の仕事を続けている人が多いかと言えば。。。
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そんな経験と、師匠からもらった言葉から、とりあえずこれは話していいのかなと思うのは
進路は「夢」といったふんわりしたものではなくて、「計画を立てれるもの」である方がいいんじゃないかなと思うのです。
そして、その時々で得られる情報や経験したことによってその目標や計画は変えていっていいと思うのです。また、長期的な目標でなくても「今は学校の勉強や部活を頑張って、やりたいことができた時にその道を選択することができる地力を身につける」のようなことでもいいと思います。
計画どおりに進む人生はそうそうないと思いますが、計画を立てるためには色々と調べなければいけないですし、やらなければいけないことも整理できて明確になります。なによりきちんと調べたときには、一歩を踏み出す時、自分に対して責任感が必要になるのでこれもいいことじゃないかと。
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どんな道に進むにしても「ふんわりした夢」では「具体的な行動」をしている人には勝てないですし、そうした人を目の当たりにしたときに最悪、自分の心が折れてしまうように思うのです。
進路を選ぶとき、進路を決める前に「将来を想像して計画すること」をするとそれぞれの範囲で「今やるべきこと」と「今決めれること」が見えてくるのかなぁ。そんなふうに思います。