top of page

息の圧

トランペットは音を出す時に唇と息の流れ、マウスピースのカップから返ってくる抵抗感などの複数のポイントのバランスで音程や音量を調整しています。このバランスには特に決まりはないのでいろんな人を見ていると人によってバランスの取り方が違います。


ややこしいのはどこかのバランスが崩れるとほかのポイントで補えるのでバランスが崩れていることにすぐに気づきにくいことです。


息を吐くための筋肉の感じ方はその日の体調や疲労度によっても変わりますし、唇の状態も感覚で硬い、柔らかい、湿っている、乾いているを感じますが、実際どうなのかというのを確認するのは大変というかほぼ無理です。


なんだかここ数日吹きにくいなと感じてあれこれバランスを観察してみるとちょっと悪い方に変化していたということは今でもあって、先週調子が悪くなっていました。


低音域の息の入れ方とタンギングのコンビネーションが乱れていたのと、高音域から下がる時に息の圧力を下げるタイミングがズレていたので意識しながら練習をしていると数日で息の流れ、唇の振動がスムーズに感じられるようになってきました。


どの楽器もですが感覚に委ねる部分が多いのでいまだにこういうことが起きます。

それだけに発見もあって面白かったりするのですが…。

最新記事

すべて表示

吹奏楽部の大きなイベント、吹奏楽コンクールは朝日新聞社が主催して行っている大会なのですが、朝日新聞社ではそのコンクールの様子を吹奏楽プラス というサイトで有料配信しています。 なのですが、今年は、今週と来週末に行われる、西関東大会と東京都大会を当日無料配信するそうです! どちらも、この大会で代表に選ばれれば全国に出場が決まるという大会で各地区からレベルの高い団体が集まり、自分たちの音楽と練習の成果

5月に原則任意と宣言されたマスク着用、あれから3ヶ月経って、街にでるとすっかりしていない人の方が多い状態になりました。 夏になり気温が上がってからは特に着けない方が増えたように思いますが、僕は最近またマスクをつけて外を歩くことも増えています。 理由はコロナではなくて日焼けです。 冬の乾燥もなのですが、唇の皮は結構薄いので、唇の日焼けも度が過ぎるとトランペットのコンディションに影響することがあります

bottom of page