ハーデンベルガーが来日しますね

多分久々の来日？クラシック・トランペットの名手、ホーカン・ハーデンベルガーが6月末に日本でコンサートを行います。

前回聞いたのは20代のころだったように記憶しています。そのときはハイドンの協奏曲を演奏していましたが、高校生時代繰り返し聞いたトランペッターだったので正直もう少し色々な時代やタイプの曲を聴きたいと思ったのですが、今回はピアノとのデュオ・リサイタルで、予定している曲も多岐にわたるのでとても楽しみです。

まだネットがなかった中学・高校時代。本州の端っこにはクラシックの輸入盤のCDなど入ってくるはずはなく、周りにはトランペットのプロはおろかトランペットに詳しい人もほぼいない状況で、バンドジャーナルやバンドピープルなどの雑誌で情報を知り、CDの型番をメモしてCDショップに取り寄せの依頼をする、そんな環境だったので、手に入れたトランペットソロのCDはほんとうに宝物でした。

CDをひたすら聴いて色々と想像しながら真似をする(できませんが)日々に聴いていたプレーヤーがアンドレだったり、アントンセン、マルサリス、スメドヴィク、そしてハーデンベルガーでした。

色々本当に幸運なことに、いまあげたプレーヤーは上京後に実際に聴くことができました。

卓越した表現力とテクニック、艶やかな音色と特徴的なタンギングを生で聴くことができる日が今から楽しみです。