top of page

マウスピースの話1


このブログでは日記的なお話の他に、レッスンで話したこと、考えたこと、楽器のこと、道具やアプリ、動画や音源のお話などもできたらと考えています。 そんなわけで、今回はマウスピースのおはなしです。 トランペットのレッスンをしていると、マウスピースについて「変えたほうがいいですか?」と質問を受けることがあります。また、僕の方からも「こっちのサイズはどうですか?」とお話をすることもあります。 こういったお話が出たとき、主に始めたばかりの方に対しての僕のスタンスとしては、 「今のサイズに特別吹きにくさを感じないのであれば変える必要はありません。ただし、別のマウスピースを吹いた時に、吹きやすさ、音色、音域、コントロールなどが明らかに改善するのであれば変えることを検討してください」 という説明になります。 僕は靴選びに例えることが多いのですが、「自分に合ったサイズを大まかに見つけたら、あとは自分がどこまでを求めるか」だと思います。 靴も目的によって様々な種類があり、メーカーが違えばサイズは同じでも作る時の型紙が違います。材質や靴底の溝の形状、ヒールの高さなどが少し違うだけで変化を感じるように、マウスピースもメーカー、サイズ、材質によって吹き手の感じ方は変わります。楽器もそうですが、マウスピースも、こだわり始めれば、なかなかキリのないものです。 ですから(これも始めたばかりの方が主な対象ですが)サイズがよっぽど合っていない場合以外は、マウスピースのことにあれこれ悩むよりもたくさん音を出して、たくさん練習して頂いたほうが、音も音域も吹きやすさも改善していきます。 逆にマウスピースを変えることで大きく改善するのであれば、購入を検討してもよいと思います。(トランペットを始める際に楽器購入と同時にマウスピースを選べなかった&誰かのお下がりのトランペットを使っていて、マウスピースもそこについていたというケースの場合、こういった提案をすることがあります) 機械と違い、スペックの数字よりも吹く本人がどう感じるかが大切なものなので、かなり感覚的です。僕自身、楽器屋さんで試奏して「これはすごい!」と購入して、その後数日吹いてみたけれど、どうも違和感があり、もとのマウスピースを使う…といったことになることもよくあります(笑) 繰り返しになりますが、吹きにくさを感じないのであれば、まずは練習に集中したほうがよいと思います。 そして少し上達したころ、改めて吹き比べをしてみると、今まで感じなかった発見が合ったり、より自分に合っていると感じるマウスピースに出会うことがあります。 その時は迷ってみたり、思い切って購入、使ってみることもトランペットの楽しみだと思います♪


最新記事

すべて表示

先週末は発表会の伴奏合わせがありました。 発表会が近くなる頃、ピアノの先生にお願いして参加者の方と事前の合わせをしています。 トランペットに限らず管楽器の人は音大生やプロの人は別として、あまりソロを吹く機会は多くないんじゃないかと思います。ですのでピアノと合わせるというのも発表会に参加する意義のひとつだと思います。 実際、ソロ譜をちゃんと吹くことができてもいざピアノと合わせると上手くいかないという

ここ3年間、厄年だったのですが、ようやく終わりました。 厄年は旧暦で考えるそうで、1月22日の旧正月でおしまいです。 すぐにお参りにいってきました。 この3年間というと、世の中全体がコロナだったり戦争だったり、気候変動だったりで厄とか関係なく大変だったので厄ってどれだろう?という気がしないでもないのですが、それでも僕自身というか、僕の周りは結構いろんなよくないことも多く、それに伴って自分が厄年だと

僕にとっては(僕にとらなくてもとは思うんですが)大きな話題で、 ウィントン・マルサリスが2019年以来に来日公演を行います!→こちら 個人的に他のトランペッターのライブに行くのとはちょっと意味が違うように感じていて、とりあえず年明けから生徒さん全員にはこの話をしています(べつにスポンサーでもなんでもないんですが) 僕も前回に引き続きチケットを買って聴きに行く予定です。 世界屈指のテクニックをもった

bottom of page